2021.03.02

地下室で発見!

レストランのカウンターの下にはウメ、マタタビ、カリンなどなど、たくさんの保存ビンが並んでいます。

これはおばあさんの手作り梅酒やジュースの一部。

この他の多くは地下室で保存してます。

 

一昨年に平成6年の梅酒が終わってから、現在は平成7年6月27日に漬けたモノが最古の古酒になりました。26年前のモノですね。

レストランに上げてある平成7年モノの量が少なくなったので、在庫の確認に地下室へ行ったのです。

地下室は広く、カビが発生しないよう24時間除湿器で管理しています。
ここには裸電球が一つあるだけなので、薄暗いのです。

備え付けた棚には多くの保存ビンが並んでいます。
瓶ごとに保存バックや袋にくるまれているので、袋を開けて確認が必要なのです。

薄暗い棚を探して、平成7年モノを1本見つけました。
「確か2本だった気がするなぁ」と薄暗い地下室でビンを移動して探していると、奥に驚きの数字が見えたのです。

 

S59!! ホント!?

すぐに明るい上の階に持ち上げて確認。
たまにマムシ酒や漢方など怪しげなものがあるので、恐る恐る開けてみました。

 

今では見ない形の保存ビンが出てきました。
写真はビンを拭いた後ですが、白っぽく曇っていた程度で予想より汚れていませんでした。

その中身は梅酒。
しかも保存状態が良いのです。


おばあさんに聞いてみると、長野市の親戚の庭にある梅で漬けた梅酒だそうです。
大切にしていたけど「まだ残っていたんだ」と言っていました。

梅の種類はわかりませんが、形が大きいです。
そこに刻まれたシワの深さに長老感が出ているのです。

 

昭和59年って西暦1984年。37歳。

見た目は色が濃いです。
平成7年と比べても更に濃いです。

さすがに味はどうなの?
えぐみが出ていない?
興味が沸き、早速味見をしました。

高級なウィスキーのようにとろみがあります。
しっかりした香りにクセはありません。
そして、味はとてもまろやかで尖っていないのです。
えぐみもなく、濃厚で品のある梅酒。
良いものを発見しました!

興奮気味の私に対し、他の家族やスタッフは意外と冷めていて「ふ~ん」くらいの反応です。それもびっくりでした。

こちらは、お客様にご提供できるかはもう少し検討します。

 

白馬バレー 栂池高原 リゾートインヤマイチ

 

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