2018.04.23
こごみと叔父と昔話
私の叔父がこごみを届けてくれました。
この暑さで急に伸びたからと、山の中から採ってきてくれました。
田舎ではおすそ分け文化が残っていますが、今回の量は出荷並みの量です。
一部は干して保存します。
70代後半の叔父とお茶を飲みながら話をしました。
ヤマイチの一枚板カウンターの話から、叔父の経験した話しになったのです。
山から欅の木を伐り出して自宅の材にしていたこと。
板にしてからの木の乾燥のさせ方。
当時小学5、6年生になると、雪山から9尺に切った木をソリで運び薪にしたこと。
杉の葉をソリにして学校に通ったこと。
サンマは目に尾を通して輪にして焼いたこと。骨も頭も食べていたこと。
“灰っころがし”(今のおやき)は少々の灰は気にせず食べていたこと。
お正月の御馳走用に、どの家でもウサギや鶏を飼っていたこと。
雪山でのヤマドリの捕まえ方、などなど。
昔の話は物語のようになることがありますが、叔父は理由や理屈も話してくれました。
捕獲の今ではチョット過激な話も、楽しかった話も、大変だった話も、穏やかで優しい口調で話すのです。
先達から教わることが多いです。
hakubavalley 栂池高原 リゾートインヤマイチ
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