2018.04.07
おたりのワサビ
安曇野はわさびが有名で、栽培も盛んです。
しかしこの小谷村でワサビと言うと根を擦りおろすワサビではなく、おひたしにして食べるワサビの事を言います。
このワサビもきれいな水辺でしか採れません。
洗ってから密閉容器に入れ、熱湯をかけます。そのまましばらく置いておくのですが、私の祖母は容器をタオルで包み、おひつに入れて更にこたつの中に置いていました。
祖母の作るワサビはとにかく辛く、香りも強かったのでふたを開けただけで目が痛くなりました。
幼い頃は「なぜこんなものを食べるの?」と思っていましたが、今では少し醤油を垂らして食べるワサビが大好物です。
ワサビを見るとこたつの中の祖母のワサビを思い出します。
栂池の周辺ではまだワサビは採れませんが、村内でも暖かい地区の方からいただきました。
春の恵みです。
食卓は春ですが、窓の外は冬の戻ったような雪の降り方です。
hakubavalley 栂池高原 リゾートインヤマイチ
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