秘境の集落
こちらは、つがいけ高原の馬の背コースからの風景です。
右下の広いエリアが鐘の鳴る丘ゲレンデで、その周囲に宿が見えます。
スタッフのヤス君が冬に撮ったきれいな景色です。
正面に見える山の中腹に “秘境の集落” があります。
写真では山の真ん中より左側に見える、少し木々が開けた場所がそこです。
そこへは車では行けないので、山道を歩いてしか行けないのです。
もちろん道は地図にもありません。
私は子供の頃一度だけ行きました。
上りの道を歩き続け、やっと着いた里には立派なかやぶき屋根の家や水車があり、まるで時間が止まったような場所でした。
そして集落の中心にある土俵のような場所でおにぎりを食べた事と、とても静かだったことを覚えています。
そこは真木という集落で、私の祖母の生まれ育った場所です。
現在では不便な場所なので、なぜあの山の中に?と不思議に思います。
けれど昔は豊かな集落だったそうです。
実際に祖母は、あの時代に田舎から女学校に行ってたそうなので恵まれていたと思います。
生活をしていた住民の皆さんはもう住んでいません。
しかし今は共同で生活される方々が借りて自給自足の生活をしながら、集落やまわりの森や田んぼを守ってくれています。
この写真を見て、久しぶりに真木に行ってみたくなりました。
hakubavalley つがいけ高原 リゾートインヤマイチ
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