信州そば 芽が出てます
ソバは寒冷地の痩せた土地でも育ち、低温で日射が少ない方が風味のあるソバ粉になるそうです。なのでここ信州ではソバが作られてきたのでしょう。
我が家でもソバ文化は身近で、私の子供の頃は祖母に“そばがき” を作ってもらいました。
さらに上のおじいさん世代は、囲炉裏の灰の中で作る “灰ころがし”(おやき)がおやつだったそうです。
ソバの栽培は畑お越しから始まります。ここおたり村では6月末から7月中旬までに1~2回お越しを行い、土をほぐしながら雑草を抑えます。
7月中旬から下旬には植え付けです。今は専用の蕎麦植え用のトラクターで行います。
この蕎麦畑は7月20日頃植え付けをしました。
約2週間で蕎麦の芽が10cmくらいまで成長しています。
栂池の蕎麦畑です。
以前、ここは一面田んぼでした。
小谷(おたり)村では田をソバ畑にする農家が増えています。
高齢化により米作りをやめた農家が、委託をしてソバを栽培してもらっているのです。
田は水の持ちが良くなるようにしてありますが、ソバ畑は水はけが良くないといけません。
畔を切ったり溝を掘り、田から畑に変えるのです。
なので一度ソバ畑にすると田に戻すのは難しいです。
それでも先祖代々の農地を荒らしてしまうより、ソバの畑として作付することを選ぶのです。
国内の蕎麦粉の自給率は20%台と意外と低いのです。
田舎で田が減るのは寂しいですが、ソバの自給率が上がってくれると嬉しいです。
秋には白いソバの花が咲きキレイです。
収穫された地元の蕎麦粉を使い「おたり村 新そば祭り」も行われます。
紅葉と秋のおいしい食べ物を楽しみにお出かけ下さい。
hakubavalley つがいけ高原 リゾートインヤマイチ
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