ヤマイチのお米 9000Vで対策編
ヤマイチの農業部長のおじいさんと、販売店の方と私の3人で設置をしました。
数年前まではイノシシはここにはいなく、イノシシ対策は他所の事だと思っていましたが、我が家でも田の周りに電気柵を張ることにしました。
昨年この田の畔を大きく掘り崩され、一部稲も倒されたからです。
2年ほど前、知り合いの田がまるで運動会をしたかのようにイノシシに踏み荒らされたことがありました。その知り合いはかかしにラジオを持たせ、専用の点滅ライトや動物除け剤などで対策した結果…
間もなく第2回イノシシ運動会が開催されました。
翌年、知り合いは諦めて電気柵を張っていました。
イノシシは一度来るとまた来るそうなので、我が家も稲を守るために購入し設置したのです。
コーナーは太い支柱を使いながら3m間隔でポールを建て、30cmほど打ち込みます。
この打ち込みでは石が邪魔して斜めになったり、入らなかったりするのです。
妥協をすれば早く済むのですが、真っ直ぐにこだわった為に手間がかかりました。
600mの電線を伸ばし、ポールの金具に留めていきます。
2段でも良いけど、土手や高いところから飛び越える可能性があるとの事で3段で設置。
イノシシの鼻が触れるようにするそうですが、鼻で感電するのはちょっとかわいそうな気もします。
本体を設置し、電極をつないで電源を入れるだけで9000Vの電流が流れます。
電線に草が触れると電気が逃げるため、草の管理が大変なのです。
おじいさんが草刈りをしてくれましたが、もうじき電線に届きそうな草もあります。
関係者の皆様、草では放電しない線を考案してくれたら嬉しいです。
これでこの田は安心です。
きっと今年も美味しいお米が収穫できます。
あと一カ所、別の田にも電気柵を張らなくてはいけません。
もうこれ以上他の田に来ないでおくれ。
hakubavalley つがいけ高原 リゾートインヤマイチ

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